当店の煎餅の生地には、特撰米を使っています。良質な生地でないと、他のいい材料と組み合わせても、本来の味がいきてこないからです。特に、日本人の主食でもあるお米の味には、誰もが敏感です。おいしいご飯をそのまま食べるような感覚で、煎餅を食べていただきたいと願っています。
煎餅に塗る醤油は、生地のならし方や焼き方の違いによって、8種類の極上醤油を使い分けています。煎餅の焼き上がりに醤油を塗るのですが、塗り方にも工夫をこらしています。醤油は、どんなに極上の醤油であっても、焼きたての煎餅につけなければ、風味がでません。焼きたてに刷毛で醤油を塗ると、香りが目に見えるような湯気がたちます。
他にも、海苔は有明、抹茶は宇治、柚子は土佐など、おいしさにこだわって、各地の逸品を使っています。誰もが納得できる美味しい煎餅を焼いて、お客様に喜んでいただきたい、と日々思っています。
「作り手が苦労してこそ、煎餅にこだわりが宿る」と信じています。たぬき煎餅のこだわりの根っこにあるものは、ただ一つ、「お客様に美味しい煎餅を食べて、喜んでもらいたい」という熱烈な思いだけです。
たぬき煎餅では、
「大狸」、「小狸」など、オーソドックスな醤油煎餅から、
チーズサンド煎餅「たぬ吉」、一口サイズの
「わらべ狸」、唐辛子を入れたごぼう煎餅
「狸のしっぽ」等、さまざまな種類の煎餅をつくっています。
醤油煎餅だけでは、お客様も飽きてしまわれるのではないかと思い、他のどこの煎餅屋もつくっていない新しい商品を、と考えてつくったのが「たぬ吉」でした。ヒット商品になりました。
現在でも、お客様に楽しんでいただける新商品をつくろうと、試行錯誤を繰り返しています。